自分では探せない非公開求人や、高待遇求人が見つかる可能性があったり、転職に関する事務手続きのサポートがあることなどで医師向けの転職サイトを利用するメリットがたくさんあることは以前にも書いてきました。
折角サイトを利用する以上、少しでも条件の良いお宝求人に出会いたいと思いますよね。
コンサルタントも人間ですから、医師の人柄を見ながら案件を紹介しています。
人気の案件ほどすぐに埋まってしまいがちですが、ちょっとした転職サイト利用のコツを掴むことで好条件の求人を紹介してもらえる確率がぐっと高まるの、ご存じですか?
好条件の案件を紹介してもらう3つのコツ

冒頭でも書きましたが、コンサルタントも人間です。誰にどの求人を紹介するかは、すべての医師に平等というわけにもいかず、やはり好条件の求人が決まりやすい人、そうでない人がいます。
そのコツとは
- レスポンスは出来るだけ早く、フットワークは軽く
- 報酬面の条件はつけすぎない
- 将来のビジョンややりたいことをあらかじめ決めておく
の3つです。
コンサルタントへのレスポンスは出来るだけ早く
実際に医師の業務をしながらの転職活動は大変です。そして仕事の合間にコンサルタントさんと面談したり、病院の見学に行ったりするのはなかなか足取りが重くなってしまうのも分かります。
そしてコンサルタントさんは一度転職サポートをお願いするとこまめに連絡をくれるので、ありがたいと思う反面、まだ仕事中に電話が来たりすると「またか…」とイラっとしてしまったりもします。
メールも仕事後だと「後で返そう」と思いレスポンスが遅くなることもあると思います。
でも、コンサルタントさんはあなたの転職のために全力でサポートしてくれているのですから、忙しくても出来るだけレスポンスは早く、大人の対応をしてください!
やはり相手も人間である以上、印象の良い先生ほど良い案件を紹介したくなるのです!
また、紹介された病院で気になるものがあれば出来るだけ詳細を聞き、可能であれば見学にも行ってください。
そうすることで自分自身にとっても色々な病院を見られるという点でプラスになるだけでなく、コンサルタントさんに対して本気度も伝わり良い案件が来た時に紹介してもらえる率が高くなります。
また、人気の案件ほど埋まってしまうのは早いですから、気になったら出来るだけすぐにレスポンス。返事をしづらい、決められないのであればその旨を逐一伝えるくらいの気持ちでやりとりしましょう。
報酬面の条件をつけすぎない
転職に際して、報酬に関しての条件を狭くつけすぎるのはあまり医師転職サイト利用時に有利ではありません。勿論、一番優先したいのは報酬面、という方もいらっしゃるでしょうから、そういった優先順位をつけて条件を出すのは良いことです。
ただしコンサルタント側からすれば、「年収1500万円以上」という条件をつけられると、当然ながら年収がそれ以下の案件は紹介出来なくなります。
勿論そう言った条件を出しているので当たり前なのですが、知っていてほしいことはもともと年収1500万以下で募集していたり、はっきりと年収が決まっていなかった案件でも、その後の交渉次第で1500万円以上に決まることもあるのです。
採用者側だって面接をしてみて、「この医師はうちに来て欲しい!」と思えば、もともと提示していた金額よりも年収を引き上げてくれる場合だってあります。
将来のビジョンを明確に持った医師は採用が決まりやすい
特に若い先生は目先の報酬よりも「やりたいこと、学びたいこと」のビジョンを持って転職活動に参加し、採用したいと思えるようなアピールをすることが、好待遇の求人に出会う一番のポイントです。
「○○の専門研修がしたい!」ということで有名病院のフェローシップで入れば、驚くほどの安月給で採用されることもありますが、こういった専門研修の出来る良い病院を探せるという点も転職サイト利用のメリットですからね。
勿論年収も大切なのですが、「○○の手技が沢山研修出来る病院で、年収は今より高くなれば良い」くらいの条件で探す医師の方が初めから「年収2000万以上、年収1800万以上」といった条件で探す医師よりも、最終的によりよい案件に出会っています。
最後に

医師向けの転職支援サービスを使う上での3つのコツについて書いてみました。
こうしたポイントを踏まえて、ぜひ希望の求人に出会えるように頑張ってみてください!

こちらの記事ではおすすめの転職サイトも紹介していますので良ければ合わせてどうぞ(*´艸`)