今の職場を辞める

【保存版】医局の辞め方ガイド〜私が新しい就職先を見つけて転職するまでのお話

ついにこの4月から医局をやめて医局フリーの人ました。

医局を辞めようと決めた理由は色々あるのですが、まぁ色々挙げつつも結局一番の理由は医局にいるの辛かったです…。良いところもあるのはわかるのですが、多分、自分には合わなかった…。

自分で言うのも何ですけど、私割とこれまでの人生難なくクリアしてきたタイプなんです。

大学受験もまぁ頑張ったけど、死ぬほど勉強した感もなかったし、大学生の実習も研修医の時も〇〇科ローテは本当に辛いって言われててもなんだかんだ上司に気に入られたりして褒められて育ってきた記憶しかないんです。

こんなん言うとちょっと嫌なやつって思われるかもしれませんが、あなたも私みたいにこれまで割と上手くやってきたのに入局してからというものストレスの連続で毎日じんましん出るし辛すぎ…って思ったりすることありませんか??

そんなストレス耐性のなかった私は色々迷いはしましたが、私の目指すところは医局にいなくても出来るんじゃないかなと思い、辞めようと決意。

なんだかんだ割と円満に医局を辞めて今めっちゃ解放感に浸ってる私が、実際にやった手順を紹介しようではないか、というのが今日の記事です!

実際に私がやったこと(時系列)

  1. 情報収集のために医師向けの転職支援サービスにいくつか登録
  2. コンサルタントさんに色々相談
  3. 自分でも就職先の病院を探してみた
  4. 病院見学に行って、医局を辞める決意
  5. 医局を辞める表向きの理由と上司に伝えるタイミングを考えた
  6. 教授と医局長に辞めます宣言
  7. 次の就職先と勤務条件の調整

というのが私のやったことになります!ここから順番にこの手順について解説していきます。

情報収集のため医師向けの転職支援サービスにいくつか登録

まず最初に、医師向けの転職支援サービスにいくつか登録しました。(全部無料)

これは転職先を探してもらう目的もありましたが、

  • 自分と同年代で転職する人はいるのか(私は専門医未取得の医師5年目)
  • 自分が転職した場合のどのくらいの待遇(給料等)の求人があるのか
  • 医局辞めるって実際どうなんだ

などなどの情報を収集しようと思ったのです。やはりコンサルタントさんは過去の経験から私と同じような状況の医師の転職の経験もあるようで、色々と親身になって相談に乗ってくれました。

今思い返しても、最初にこの転職支援サービスに登録してコンサルタントさんに相談してみたのは情報収集という意味で良かったなと思っています。

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↑の記事でも紹介していますが、とりあえず情報収集も含めて登録するなら大手で実績も豊富な会社がおすすめです。

医師向けの転職サービスは沢山あるので迷ったらこの5社辺りがおすすめです。とにかく医局を辞めるためにも次の職場を探すためにも情報が多いに越したことはないので、何社か登録して情報収集しましょう。

コンサルタントさんに色々相談

医師向けの転職支援サービスにいくつか登録して、簡単に自分の希望条件などを入力すると、すぐに専任のコンサルタントさんから連絡が来ました。

大体はメールと電話で転職をしようと思った経緯や希望の条件などの詳細を色々聞かれて、何人かの方とは実際にお会いしてお話しもしました。

私の場合の転職の希望条件は、

  • 医局を辞めても専門医が取れる病院で働きたい
  • 医局の雰囲気が辛いから、なるべくストレス少ない職場に行きたい

という二つだけでした。

一つ目の条件はともかく、二つ目の条件は漠然としていてぶっちゃけコンサルタントさんも困ったと思います。さすがに病院の雰囲気とか知らないよって感じでしょうからね。笑

一つ目の条件に関しては、何人かのコンサルタントさんとお話させていただいて、今は専門医をとるための条件が結構厳しくなりつつあるときだったので、転職先は結構慎重に探さないとダメだってことが分かりました。

また、最近は医局に所属しないで自分で転職先を探すドクターも増えているので私くらいの年代で医局を辞める人も結構いるということや、皆さん医局を辞める時はどんな理由で辞めてるのか、などのお話も聞けて参考になりました。

自分でも就職先の病院を探してみた

以前の記事でも書いたのですが私のような専門医未取得で、今後も専門医取得可能な施設で働きたいとなると、病院が限られます。そしてこうした病院は知名度のある病院が多く、仲介業者に募集を出していないところも多いということが分かりました。

https://doctors-oshigoto.com/2017/10/23/post-147/

そこで私はコンサルタントさんに自分の条件に合いそうな病院の求人を紹介してもらいつつ、自分でも病院のリサーチを始めました。

これはあまり知られていないですが、自分で見つけた病院でも、コンサルタントさんにお願いすれば募集状況等調べてくれて日程調整や書類作成など出来る範囲で協力してくれるので、時短出来るものはどんどんお願いして楽しちゃうのが賢いと思いますよ。本当にこの転職支援サービスって至れり尽くせりのサービスです…(*´艸`)

※追記注 コンサルタントさんにお願いすると書類仕事などの時間節約にはなります。ただ、稀に業者を通したら「募集終了しています」と言われたけど自分で直接病院にアプローチしたらオッケーだったというパターンもあるようです。私の場合もある業者からは「募集終了しました」と言われた求人が、別の業者では「紹介可能です」と言われたことがあるので、一応コンサルタント経由で断られても個人アプローチしてみる価値ありかもしれません。

病院見学に行って医局を辞める決意

いくつか見つけた病院の中で、実際に見学に行った病院は結局3つくらいでした。

というのも、最初に見学に行った病院が「ここだ!」って感じだったんですよ。

たかが一日の見学でそんなん分かるものなの?と思われるかもしれませんが、私の場合医局でかなり辛い日々だったおかげで、「やばい雰囲気を感じるポイント」みたいな勘が備わりました。

ほんとかよ!?って思われるかもしれませんが、ほんとです!

学生時代の何も知らなかったピュアな頃とは違い、今思えば学生時代も含めてこれまで見学に行ったあの病院やあの病院、そしてあそこにいた先生…などなどブラックなオーラを感じる病院や先生が沢山頭に浮かびます。笑

とまぁそんなことはさておき、早い話が最初に見学に行った病院で、「自分なんでこんなに辛い職場で働いてるんだろ?やーめよ」ってなったわけです。

でも流石に一つ見て決めるのは良くないだろうと思ったのであと2つほど見学に行きましたが、やはり最初に行った病院ほどのビビッとくるものはなかった。

それで、やっぱり最初に行ったあの病院、あそこで働きたい!専門医も取れるし症例も豊富だし、何よりこの職場の人達の雰囲気めっちゃ合いそう!!前の医局が合わなかっただけにほんとにビビッときた感じでした。

なのでコンサルタントさんを通してひとまずこちらの病院に来年度から就職したい旨を伝えて、採用枠はあるのか、勤務体制など簡単に確認をしました。

医局を辞める表向きの理由と上司に伝えるタイミングを考えた

こうして医局を辞める決意をした私は、教授にそのことを伝える決意をしました。

で、ここで大事なのが医局を辞める理由と、伝えるタイミングです。

正直に、「こんなところにずっといられませーん」なんて言えませんから、当たり障りのない理由を考えました。とは言っても、うちの医局は割と辞める人も多いので、実はそこのハードルは若干低めです。

まぁそれでも折角医局の中で出来た人のつながりなので大事にしていきたいし、出来るだけ円満に辞めようと思い、当たり障りのない理由を色々考えました。

担当のコンサルタントさんにも率直に相談していました。

「医局辞めてく人ってみんなどんな理由で辞めていくんですかね?」

分かったことは、「〇〇の症例を経験したい!」と言うと「じゃあ関連のここの病院に行くのはどうか」などと言われてしまうこともあるので嘘でも辞めざるを得ない理由を作ると良いとのことです。

「結婚するので旦那の職場に合わせようと思います」
「母の体調が悪いので実家近くの病院を探そうと思います」
などなど。まぁ表向きの理由を作るのも大事なんですね。

また、上司に伝えるタイミングについては、うちの医局は「半年前までに伝える」ルールがありました。大学病院の医局だと大体このくらいの期限のところが多いんじゃないですかね?

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教授と医局長に辞めます宣言

それで、辞める決心をしたら早く伝えた方がいいと思って、すぐに上司に伝えました!

伝える順番としては医局長に伝えて、それから教授に伝えましたよ。

伝え方は医局長には口頭で、教授にはメールで「お話したいことがありますのでお時間いただけますか」的なアポイントを取りました。

この辺は医局によっても違うかもしれないので、それとなく相談しやすい人に聞いてみちゃうのが良いかと思います!

まぁ一部の人には心の中でどう思われているかは分かりませんが、なんだかんだ円満に辞められた方なんじゃないでしょうかねー?今も普通に医局の先生とも話せますし!

次の就職先と勤務条件の調整

ひとまず医局は辞めることが確定したので、そのことを次の職場の採用担当の方にお伝えして、私の勤務条件の調整などなどしていただきました。

次の就職先については、採用はほぼ間違いなく可能だろうとのお返事をいただいていて、医局から退職の許可を貰ったら本格的に枠調整に入ると言われていました。

なので、私の場合は医局辞めます宣言をした時点では、まだ次の就職先は確定していないというちょっと不安な状態。

もちろん、万が一ダメだったとしても他の病院も含めれば職がなくなることはほぼない職業ですからというのはありますけどね。でも若干この期間は不安でしたよ。。。

確定するまで数か月くらいかかったので、その間は不安で不安で…何しろ「ここで働きたい!」って思った職場だったので、ダメだったら他を探せばいいとは言ってもやっぱり悲しいじゃないですか。。

無事、採用と条件確定の連絡も来て一安心したのは結局年が明けるくらいの頃!結構かかりました!でも来たときはすごく嬉しかったなぁ…こうしてこの4月から新しい職場で楽しく仕事をしております!

最後に – 今の医局にずっといることに少しでも不安があるなら…

以上、私の退職するまでのお話をつらつらと書いてきましたが、私自身も最初はちょっとしたきっかけで、このまま今の医局にいるのは不安だなぁって思うところから始まったんですよね。

それで、転職支援会社のコンサルタントさんと会ったり、病院探しをしている段階ではまだ辞める決意はできていなかった。

でも、実際病院見学に行ったら、「絶対ここで働きたい!」って思って、結果転職して、今はすごくよかったと思っています。

なので実際に転職するかどうか迷っている人も、とりあえず他の病院を見てみるという意味でも見学とか行ってみると良いんじゃないかなぁと思うんです。そして入り口として転職支援会社はすごく良かったです。無料でこんなに親身に相談乗ってくれるのかぁと感動しました。

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コンサルタントさんに任せっぱなしじゃなくて、自分でもある程度リサーチはした方がいいと思います。繰り返しになりますが、仲介会社を通っていない求人はも結構あるので!

とにもかくにも動き出さなきゃ始まらないし、ずっと一つの場所にいると視野も狭くなりがちなので、折角の自分の人生、きっと自分にあう病院があるはずなので、諦めずに探してみてくださいね!!