医師転職のこと

円満に医局を辞めるための4つの基本ルール〜トラブルない退局のために〜

以前は医局に所属するのが当然という風潮でしたが、最近はこうした医局縛りが少しずつ緩和されており、自由に就職先を選ぶ医師も増えてきています。

とは言っても、初めから医局に入局していないならまだしも、現在の医局を辞める(=退局)となるとやはりすんなり円満解決に持って行けるものかと不安になるものです。

私は一旦入った医局を辞めちゃった人なので、このドキドキしながら医局を辞める感じも経験済みです。

今日は私の経験から、医局を少しでも円満に辞めるポイントをまとめていきます。

医局を円満にやめるための4つのポイント

医局を辞めるタイミングはいつがいい?

一般的に医局を辞める時期として多いのは専門医取得が終わってからという人が多いように思います。次の就職先を探す上でも、専門医取得の有無は待遇面で大きく差が出ますから、可能であれば専門医取得まではそのままその職場にいるのが良いと一般的には言われています。

と言いつつ、私は専門医取得前に医局が嫌になって辞めてしまった人間です。(;^ω^)

後期研修医はどこでも引く手数多ですから、再就職出来ない、なんてことはないです。

なので辞めたい時が辞め時だよ、と私は言いたいです。

  • 年収や待遇に不満がある
  • 当直やオンコールなどの勤務状況が過酷
  • もっと症例数を集めたい
  • 家庭やプライベートの事情で現在の勤務が続けられない

などなど医局を辞めたい理由は色々だと思いますが、少しでも今の職場に疑問があるなら退局を考えて良いと思っています。

退局を伝えるタイミングは?

次に、退局を伝える時期やタイミングはいつがいいか?

まずはそれぞれの医局の契約上、退局・退職時の申し出はいつ頃までに行うべきかを確認すること。

労働基準法では、退職の14日前までに伝えること、という記載がありますが、さすがに「2週間後に辞めます」といきなり言われたのでは許されるはずありません。患者の引き継ぎや、後任者の指名など色々ありますもんね。

最低でも数ヶ月〜半年くらい前には伝えるべきだと思いますが、その辺りは医局毎に決まりがある可能性があるので、常識の範囲内で早めに申し出を行う方が円満に事を進めることが出来るでしょう。

私のいた医局は半年前が医局ルールの締め切りだったのですが、私は色々見学に行ったり迷っていたので10日ほどですが期限を過ぎてから伝えることになってしまいました。(;^ω^)

特に揉めることもなく伝えられたので、場合によっては多少の遅れはフレキシブルに対応してくれるかもしれません。

とはいえ、締め切りは守るのが基本ですからね!!

もう一点、伝えるタイミングとしては次の就職先が決まってからというのが筋です。

病院によっては就職時に前職場の責任者の推薦状やサインが必要な場合もあるのでそう言った場合は事前に報告が必要ですが、基本的には「辞めます」と言えば必ず「どこへ行くんだ?」と聞かれます。

ですからたとえ確定でないとしても、次に行く病院の目途を立ててからの方が話としても筋が通ります。

まず伝えるべき相手は?

そして誰に始めに伝えるべきか?医者の世界に限らず、退職する場合にはまず直属の上司に伝えて、そこから部長、社長へと伝えるというのがマナーです直属の上司を飛ばしていきなり部長や社長に話を通してしまうのは、上司の監督不行き届きと思われてしまう場合もあるからです。

医局の構造で言えば、直属の上司はいる場合・いない場合あると思いますが、例えば同じ科の中でもグループが分かれている場合(外科の中での消化器外科、肝胆膵外科、等)はまずは自分のグループのトップに話すのが始めです。

そこから医局長、最後に教授へと伝えるのが順番になるでしょう。

私の場合は特にグループは分かれていなかったので、まずは医局長に伝えたうえで、教授に伝えるという順番になりました。自分は医局長には研究発表などの指導を直接してもらったりしていて特にお世話になっていたというのもありますが、周りの話を聞いていてもこの順番が妥当なようです。

医局を辞める理由はどう話すか?

医局を辞めたいと思った理由がそれぞれあることと思います。

「キャリアアップしたい」等、前向きな理由であればそのまま正直に伝えるのも悪くないのですが、「それならこの症例のある病院に行きなさい」等代案を出されてしまう可能性もありますし、なかなかプラスには捉えてもらえない可能性が高いです。

医局を辞める理由としては、多少建前であっても「辞めるしかない理由」を出すのが一番です。

  • 両親の介護をしなければならず、現在の勤務体制が維持出来ない、勤務地を変える必要がある
  • 結婚・出産

等です。

私も実をいうと辞める時の理由は「結婚」を挙げています。特に結婚したからといって旦那の職場も遠くはなかったですが、「今後のことを考えて旦那の実家近くの病院で勤務することにしました」などと伝えてます。

上司もこうした理由が建前だろうと思っている場合もありますが、こうした事情についてはなかなか他人がどうにか口出し出来るものではないですから暗黙で了解してくれる可能性が高いです。

更に少しでも円満に退局するためには?

ここでは私の経験から医局を辞めるためのエッセンスを紹介させていただきましたが、合わせて利用すると便利なのが医師向けの転職支援サイトです。

これらのサイトの専任コンサルタントはこうした医局の退局に関するトラブル等も数多く経験してきています。ですから、どうすれば円満に退職出来るか?という点ではまさにこの道のプロなわけです。

原則として、上述のように次の就職先が決まってから上司に伝えていくパターンになりますから、転職先を探しながら、医局退局のための相談を行っていくと自分への負担も少なくなります。

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それでも、医局を辞めるというのはそれなりの覚悟と勇気が必要なことは間違いありませんし、相談に乗ってくれるとは言っても最終的に上司に伝えるのは自分です!ものすごーーく緊張します!

転職サイトは上手に活用しながら、円満な退局を目指してくださいね。

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えいみー
えいみー
修行や雑用が嫌いな意識低い系ゆとり世代です。なによりもコスパを重視するゆえ、出来るなら必要最小限の努力で立派な医者になりたいです。医局は辛かったので辞めました。要領の良さと見切りの速さがチャームポイントです。医者のQOMLを向上させよう!をテーマに情報発信するためのブログ書いてます。
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