医療者の方は自分のパソコンでレポート作ったり、学会発表の準備したりすることって結構ありますよね??
でもでも、普通のPCってやっぱり医学用語の変換に関しては正直ダメダメで、ものっすごいストレスじゃないですか??特に研修医の時とかレポートとかも作らなきゃいけないし、医学用語の変換が上手くいかないのってすごくストレスだったのです。
医学用語の変換ツールは無料のものも提供されているのですが、私のダントツのおすすめはATOKです。お値段はやや張りますが、圧倒的ストレス軽減になったので本当に買ってよかったと思えるお買い物でした。毎年最新版は出るものの一度買えばそうそう買い替えて最新版にする必要もないですし、私も研修医の時に買って以来5年以上そのまま使ってます。
ATOKってなんぞや?
そもそもATOKって何か。読み方は「えいとっく」ですね。
ATOKは日本語変換ソフトです。皆さんがパソコンを購入すると、日本語の変換するためのソフトが何かしら入ってるはずなわけです。MACならことえりとかね。
それで、その変換ソフトって通常はパソコンに付属しているものをそのまま使ってる方がほとんどだと思うんですけど、その有料版です。何が良いかっていうと、付属のものより変換の精度が向上していたり、私たちユーザーの使い方を覚えてくれる予測変換の学習能力が良かったり。
けどまぁ普通の変換に関して言えば、別に私はパソコン付属の日本語入力ソフトで充分だと思うんですよね。問題はやっぱ医学用語ですよね。「○○血症」とか、「挿管」とか出ないんですよ!
それで、ATOKの良いところは医療用語をスムーズに変換するための医学辞書があるんですよ!
なんとまあATOK医学辞書の快適なこと!
一度自分のパソコンで使い始めると、ATOKの入ってないパソコンで仕事関係の文章はうちたくなくなります。そのくらい快適。
どうすればATOKを使えるか?
ATOKの医学辞書を購入してインストールするのですが、注意が必要なのは自分のパソコンで医学辞書を使えるようにするためには、まず通常の変換ソフトであるATOKをインストールして、更に医学辞書forATOKをインストールする必要があります。
この医学辞書 for ATOKが本当に医学用語の変換が快適なんですが、これ単独で買っても何の役にもたちません。
これを使うためにはまずパソコンの日本語入力をATOKの入力にする必要があります。そこで次のどちらかが必要になってきます。
Windows版
MAC版
これで日本語入力をATOKにした上で、医学辞書をインストールするという感じです。ちなみに、ATOKはベーシック版とプレミアム版がありますが、医学用語の変換が主目的ならこちらはベーシック版で充分です。
値段はMac>Windowsで、通常版>ダウンロード版になります。
ATOKの値段について
ATOKのベーシックが6000円前後+医学辞書が9000円くらいなので、両方買うと大体15000円くらいですね。薄給の研修医や若手ドクターにとっては高いですよね…。私も研修医の時に買おうかどうか迷ったときにはすごーく悩みました。
だけどその当時の指導医の先生に、
「そんな出費1時間くらいバイトしたらすぐに返せるようになるんだから買っておくと良いよ。ただでさえストレスの多い仕事なんだから、減らせるストレスは減らした方がいい」
と言われたことで購入を決意しましたが、今思い返しても本当にあの時買っておいてよかったーと思っています。
参考書や医学書への出費は初期投資だと思ってケチるな!とか、給料の10%は本に使え!とか言われたけど、こういうものも一緒で、初期投資と思って買うとその先のストレスがだいぶ軽減されると思います。
ちなみ私も無料の変換も試したことはありましたが、やっぱり有料なだけあってATOK快適です。
ちなみに、医学生さんはアカデミック版もあります!
というわけで、ちょっと高いけど一度買っちゃえばそんな頻繁にアップデートする必要もないし(新しいものは毎年出るけど、大きな変更があるわけじゃない)、1つのパッケージで3台のパソコンに入れられるし、これからのスキルアップとか考えてるなら医療者としては買って損はないと思っています。
研修医の間ってこういう出費が多いからなかなかお金も貯まらないんですよね〜(´・ω・`)
でも5年くらい経てばすぐにお金稼げるようになるので、私は当時のことを思い返しても安い投資だったなと今でも思っていますよ。